釣行記録 2024年12月 テンパウンド② ヘルドライブ44FSの使い方とか
時間:9:00~15:00
キャッチ:31
バラし:4
バラし率:12.9%
上のポンドは半分ほどが結氷しています。
前回は水温の低下に伴い、魚の活性も下がって苦戦を強いられましたが、今回はどうでしょうか。
見た感じ、見える範囲に泳いでいる魚の数が前回よりも明らかに多くなっています。水温に慣れて活性が上がり、広範囲に動き回る魚が増えているということでしょうか。
まずは、スプーンやクランクで広く探っていきます。
が、やはり横の動きを追う魚はほとんどいません。そこで、前回、前々回と活躍してくれたダンゴウオ(DR-LOW)を投入すると
ダンゴウオはどうしても弱いバイトを拾う必要があるため、見える範囲の魚に使いたくなるのですが、水温の低下に伴いこの日は水質が非常にクリアで、見える範囲にいる魚は警戒心が強いようです。(駆け上がり周辺のボトムまで魚影が見えます)それでは沖目のボトムをゆっくり攻めてみようということで、こちらも前回好感触だったヘルドライブ(バッテリー)で
その後、ショートバイトはあるものの、カラーが微妙にずれているのか食い切らないため、カラーチェンジしながら
ヘルドライブで反応が薄くなってきたので、先日発売された1089工房 ボトムにょろを試します。1089工房さんは「さかさにょろ」で有名ですが、こちらのボトムにょろはニョロ系というよりボトムノック系のプラグです。フォールがゆっくりで、フォール中に若干ニョロニョロします。
この辺りから、バラけていた魚が集まり更に魚影が濃くなってきました。再度ヘルドライブに戻し
まず、キャストしたらボトムを取ります。(ボトムプラグなので当たり前ですが)
着底後はロッドの先端を上げ、ラインテンションを保ちながら小さくボトムノックしつつゆっくり引いてきます。
ポイントはリールの巻き速度を極力ゆっくり、ボトムノックは小さく細かく、です。
低水温で魚の動きが鈍いため、巻き速度(=横移動の速度)が速いとすぐに追うのを諦めます。なので、巻き速度はゆっくりです。しかしそれだけだと見切られ飽きられるので、ボトムノックすることで魚を寄せて食わせます。
アングラー側の入力としてはボトムノックなのですが、ヘルドライブはダート系プラグなので、出力的には勝手に左右にダートして誘ってくれます。ダート時のフォール速度も緩やかなので、この時期の遅い魚には丁度良いようです。
早い横移動は追わない、かといって単調な縦移動にも興味を示さない、それでいて早すぎるダートは食いきれないという魚をとるのには、現時点で唯一無二の存在と言えるルアーかもしれません。
また、魚がポンド全体に散らばっている状況で、特定の範囲のボトムで釣り続けていると徐々に周りから魚が集まり活性も上がってくるという、いわゆる「耕し」をしやすいルアーでもあると思います。
冬=低活性と諦めずに、ボトムを耕して活性を上げていく釣りができるようになると、釣果は飛躍的に伸びる可能性があります。
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