釣行記録 2024年11月 テンパウンド③ smith団子魚(ダンゴウオ)の使い方とか
時間:9:00~15:00
キャッチ:21
バラし:3
バラし率:14.3%
11月も下旬ですが、上のポンドはまだ結氷していません。
まずは最近発売されたばかりの新作ルアーsmithの団子魚(ダンゴウオ)を試します。
早々に一匹。カラーはブレンドオリーブです。
この日の21キャッチの内訳はここ最近の釣行とそれほど大きく変わらず、パンチやゴーレムが大半だったのですが、このダンゴウオというルアーがあまりにも面白かったのでちょっと掘り下げて紹介したいと思います。
このルアーは「究極の寄り添い系」を謳っており、その謳い文句に偽りなく低活性な魚にも違和感や警戒心を与えずに食わせる力を持っていると感じました。
フロントフックを外してリアフックのみで使用しているのですが、水中でほぼ完全にサスペンドします。(つまり、浮きも沈みもしないということです)
これだけだと、水中でただ止まっているだけなので魚に見向きもされないのでは?と思われるかもしれませんが、サスペンドとは言え水の僅かな動きをとらえて微かにゆらめいているため、近くにいる魚の興味を引くのには十分なようです。
というか、明らかに興味を持って魚が見に来ます。
例えるなら、水面ではなく水中でトップウォータープラグを使っているような反応です。
興味を持って至近距離まで見に来る、バイトまでは至らず踵を返す、でもやっぱり気になって見に来るというのを繰り返し、最終的には我慢できずにバイトしてしまうというようなシーンが何度もありました。
遠くの魚を寄せるようなタイプのルアーではないため、魚がいるところに寄せて(沈めて)使う必要はありますが、DRタイプであれば巻くとしっかり沈むため、巻きで魚のいるレンジまで沈めてサスペンドで食わせるという狙い撃ち的な使い方が可能です。
特に水質がクリアで水深がそれほど深くないエリアでは、目視で魚の反応を見ながら、様子を見に来た魚の鼻先から少しだけルアーを逃がしてやってバイトに持ち込むとか、逆に魚の目の前にルアーを持ってきて止めるなど、実はかなり「操作系」的な使い方も可能なルアーです。
巻きで沈めて、巻くのを止めるとルアーの動きもビタっと止まり、そのまま水中でサスペンドさせたり操作して誘ったりと、非常に「釣った感」のあるルアーで使っていて楽しいですね。
冬の動きが鈍い魚たちに寄り添った釣り方が必要になってくるこの時期には必携のルアーとなりそうです。
コメント
コメントを投稿