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釣行記録 2025年1月 テンパウンド①

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時間:オープン~クローズ キャッチ:22 バラし:4 バラし率:15.3% 今年最初のテンパウンドさんです。 今年もよろしくお願いします。 上のポンドの結氷状況は約半分ほどで、前回よりも若干釣りができる面積が広くなっていました。最近は小型クランクに頼りっぱなしだったので、スプーンをちょっと真面目に投げてみます。 ブラインドフランカー(0.9g)を表層やや下目でスローに巻くと 一応釣れましたが、やはり次が続きません。 ボトムに切り替えて、最近発売されたエバーグリーンのジェットビーター30(きな粉わらびもち)で 3キャッチです。この日はリフト&フォールやボトムバンプよりも、ゆっくり目のズル引きが効果的でした。 このルアー、サイズ感と形状とカラーが絶妙なんですよね。ボトムが有効なテンパウンドさんでは主力になり得るポテンシャルを持っていると感じました。 ちょっと目先を変えて、Sula Sula ガラスプiS (スモーク(ワームカラー))で やたら強いバイトが出ました。このスプーン、一見ネタルアーかと思わせて実はかなり釣れるという噂を聞いてつまんでみたのですが、思いのほか動きが良くてカラーも魅力的でした。 その後は1時間ほど昼悶絶タイムがあり、困ったときのロブルアー・パンチでなんとか沈黙を破りますが、その後が続きません。 手を変え品を変え試行錯誤していると、カルテラス・ウルキ50(黒ピンク)で 立て続けに2匹追加します。 この時間帯ではウルキの強さが際立っていました。 カラーチェンジして黒オレンジでも1匹追加し、 黒ピンクに戻して更に1匹追加します。 この日のウルキパターンは、ボトムを取ってから10秒程度ステイさせ、4分の1回転くらいのデジ巻き数回~ステイの繰り返しが有効でした。 ウルキは非常に低比重な素材のため、ボトムを取るまでに時間がかかったり、ステイ時間を長めにとったりと、決して手返しの良いルアーではないのですが、非常に見切られにくいのが特徴で、水質が超クリアなこの時期のテンパウンドでも魚を連れて来てくれる希少なルアーです。 1匹釣るまでに多少時間はかかりますが、釣れないルアーを何度もチェンジしながら投げ続けてキャッチゼロとなるよりはマシなので、結果的にウルキが最適解・最効率となるシーンはそこそこありそうが気がします。 その後は魚のいるレンジが上がってきたので、いつもの...

釣行記録 2024年12月 テンパウンド③ smith団子魚(ダンゴウオ)の使い方その2

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時間:9:00~15:00 キャッチ:16 バラし:3 バラし率:18.7% この日は日中でも最高気温が氷点下といういわゆる真冬日で、風はほぼ無風、時折雪が舞うという天候でした。前回(この時期にしては)活性が高めだったこともあり、最初はスプーンを投げてみたりしますが、やはり追ってきません。 先日発売され、ネットでは売り切れ続出だったジャクソンのへこへこマジックを試すと あっさりファーストフィッシュをキャッチします。 が、その後が続かず。 同じく先日発売されたばかりのプレッソ にょろクレイジーを投入します。 釣れますが、ちょっと今日の魚には合っていない感じですね。 ポンドの状態は前回同様非常にクリアで魚の警戒心も高そうなので、自分の中で寄り添い系の鉄板ルアーになりつつあるsmith団子魚(ダンゴウオ)を投入します。 カラーはとりあえず(ダンゴウオの中では)ややアピール強めのトリックブラウンRGで やや遠投してゆっくり巻いてキャッチ。その後は近場で見える範囲の魚を狙っていきますが、やはり警戒心が高く、見には来るけどバイトまでは至らないという感じです。 ちょっと目先を変えてボトムも探っておこうということで、前回好調だったヘルドライブやその他メタルバイブ系も一通り試しますが ボトムで出たのはシャドウアタッカーJr.で1匹だけでした。 ここから約2時間弱沈黙します。いわゆる悶絶タイムですね。午前中は5匹で折り返します。 長い沈黙を破ったのは やはりダンゴウオでした。カラーはウォルナットRGです。 途中カラ―チェンジを挟みつつ、午後はダンゴウオのみで11キャッチでした。時間帯による活性の上下もあるとは思いますが、明らかにダンゴウオが効いて連発する場面もあり、改めてこのルアーの強さを実感する釣行となりました。 このダンゴウオの使い方について、今回新たにいくつかの発見があったので書いておきます。 まずはセッティングについて。 ベリーフックを外し、代わりにスプリットリングを1つ追加するとスローシンキングになります。スプリットリングを追加しない状態だと、ほぼサスペンドか、ラインの浮力や流され方によってはスローフローティングになります。自分は水面直下~1mの範囲で使うことが多く、遠投した先で沈めていると風にラインが流され、ルアーもそれに引っ張られて狙ったポイントから外れていたり、ルアーが...

釣行記録 2024年12月 テンパウンド② ヘルドライブ44FSの使い方とか

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時間:9:00~15:00 キャッチ:31 バラし:4 バラし率:12.9% 12月2回目のテンパウンドさんです。 上のポンドは半分ほどが結氷しています。 前回は水温の低下に伴い、魚の活性も下がって苦戦を強いられましたが、今回はどうでしょうか。 見た感じ、見える範囲に泳いでいる魚の数が前回よりも明らかに多くなっています。水温に慣れて活性が上がり、広範囲に動き回る魚が増えているということでしょうか。 まずは、スプーンやクランクで広く探っていきます。 が、やはり横の動きを追う魚はほとんどいません。そこで、前回、前々回と活躍してくれたダンゴウオ(DR-LOW)を投入すると すぐに反応がありました。カラーはグラッシーです。 ダンゴウオはどうしても弱いバイトを拾う必要があるため、見える範囲の魚に使いたくなるのですが、水温の低下に伴いこの日は水質が非常にクリアで、見える範囲にいる魚は警戒心が強いようです。(駆け上がり周辺のボトムまで魚影が見えます) それでは沖目のボトムをゆっくり攻めてみようということで、こちらも前回好感触だったヘルドライブ(バッテリー)で 良い顔つきですね。この食いつき方は完全に餌だと思ってますね。 その後、ショートバイトはあるものの、カラーが微妙にずれているのか食い切らないため、カラーチェンジしながら 数匹追加します。(写真はギミックチョコです) ヘルドライブで反応が薄くなってきたので、先日発売された1089工房 ボトムにょろを試します。1089工房さんは「さかさにょろ」で有名ですが、こちらのボトムにょろはニョロ系というよりボトムノック系のプラグです。フォールがゆっくりで、フォール中に若干ニョロニョロします。 これが当たって6匹追加します。カラーは「ツレツレももちゃん」です。 この辺りから、バラけていた魚が集まり更に魚影が濃くなってきました。再度ヘルドライブに戻し 17匹追加し、計31キャッチでフィニッシュです。 キャッチの半数以上を占めたのはヘルドライブでしたが、今回反応が良かった使い方を紹介しておきます。 まず、キャストしたらボトムを取ります。(ボトムプラグなので当たり前ですが) 着底後はロッドの先端を上げ、ラインテンションを保ちながら小さくボトムノックしつつゆっくり引いてきます。 ポイントはリールの巻き速度を極力ゆっくり、ボトムノックは小さく細かく、で...

釣行記録 2024年12月 テンパウンド①

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時間:9:00~14:00 キャッチ:12 バラし:0 バラし率:0.0% 12月最初のテンパウンドさんです。 上のポンドは端の一部が結氷していますが、まだ半分以上は釣りができる状態です。 この日は恐らく水温が急に下がり、魚がその水温にまだ馴染めず活性が低めだったようです。見るからに魚がスローで、早い動きのルアーは全然追ってきません。 そこで、ゆっくり引けてアピール弱めのものチョイスしていきます。 まずはモカ DR-SS(K.FⅢ)で一匹。 魚の居るレンジまで潜らせてから、デッドスローに巻いていると良いバイトが出ました。 が、次が続かず、ルアーチェンジします。 続いてはエスクラSR 25SS(ステイン)で 一匹追加しますが、基本的にクランクの巻きで取れる魚は(全体的に活性が低い中でも)比較的やる気のある少数だけのようで、こちらも続きません。 前回反応の良かったダンゴウオ(DR-LOW)を投入すると 超ショートバイトを拾い、何とか2匹追加します。 カラーはウォルナットRGです。 ダンゴウオでも反応がなくなり、困ったときのパンチを投入します。 カラーはイクラです。 こちらも2匹止まり。ボトムで反応があったのでDSベビーバイブを投入してみますが またまた2匹止まり。 2匹釣ったルアーは魚たちの間で情報共有されてるんじゃないかと思うくらい、2匹から先が続きません。しかも大体このパターンのときはバラしも1匹にカウントされるので、1匹釣っても1匹バラしたらもう反応がなくなります。そのため、極力バラさないよう慎重にやり取りします。 続いてはパンチのレッドグローで なかなかの大物を追加しますが、やはりこの後が続かず。 続いて最近発売されたアンデッドファクトリーのヘルドライブ44FSを投入します。 早々に反応があり1匹追加します。カラーはバッテリーです。 同じくヘルドライブで良いサイズを追加し、フィニッシュです。 去年の今時期もそうでしたが、水温が下がり結氷が始まる頃は一時的に活性が下がり、魚が水温に慣れてくるとまた活性が上がる傾向があるようです。 スプーンやクランクなどの横の動きはあまり追わず、かといってメタルバイブのような縦の激しい動きも敬遠されている印象です。 最後に投入したヘルドライブはダート系のボトムプラグで、移動距離を抑えつつ魚のスイッチを入れるのには十分なアピール力があ...

釣行記録 2024年11月 テンパウンド③ smith団子魚(ダンゴウオ)の使い方とか

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時間:9:00~15:00 キャッチ:21 バラし:3 バラし率:14.3% 11月3回目のテンパウンドさんです。 11月も下旬ですが、上のポンドはまだ結氷していません。 まずは最近発売されたばかりの新作ルアーsmithの団子魚(ダンゴウオ)を試します。 早々に一匹。カラーはブレンドオリーブです。 この日の21キャッチの内訳はここ最近の釣行とそれほど大きく変わらず、パンチやゴーレムが大半だったのですが、このダンゴウオというルアーがあまりにも面白かったのでちょっと掘り下げて紹介したいと思います。 このルアーは「究極の寄り添い系」を謳っており、その謳い文句に偽りなく低活性な魚にも違和感や警戒心を与えずに食わせる力を持っていると感じました。 フロントフックを外してリアフックのみで使用しているのですが、水中でほぼ完全にサスペンドします。(つまり、浮きも沈みもしないということです) これだけだと、水中でただ止まっているだけなので魚に見向きもされないのでは?と思われるかもしれませんが、サスペンドとは言え水の僅かな動きをとらえて微かにゆらめいているため、近くにいる魚の興味を引くのには十分なようです。 というか、明らかに興味を持って魚が見に来ます。 例えるなら、水面ではなく水中でトップウォータープラグを使っているような反応です。 興味を持って至近距離まで見に来る、バイトまでは至らず踵を返す、でもやっぱり気になって見に来るというのを繰り返し、最終的には我慢できずにバイトしてしまうというようなシーンが何度もありました。 遠くの魚を寄せるようなタイプのルアーではないため、魚がいるところに寄せて(沈めて)使う必要はありますが、DRタイプであれば巻くとしっかり沈むため、巻きで魚のいるレンジまで沈めてサスペンドで食わせるという狙い撃ち的な使い方が可能です。 特に水質がクリアで水深がそれほど深くないエリアでは、目視で魚の反応を見ながら、様子を見に来た魚の鼻先から少しだけルアーを逃がしてやってバイトに持ち込むとか、逆に魚の目の前にルアーを持ってきて止めるなど、実はかなり「操作系」的な使い方も可能なルアーです。 巻きで沈めて、巻くのを止めるとルアーの動きもビタっと止まり、そのまま水中でサスペンドさせたり操作して誘ったりと、非常に「釣った感」のあるルアーで使っていて楽しいですね。 冬の動きが鈍い魚たち...

釣行記録 2024年11月 テンパウンド②

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時間:9:00~15:00 キャッチ:35 バラし:5 バラし率:14.3% すっかり雪景色のテンパウンドさんです。 前回は異常に活性が高くキャッチ数が過去最高でしたが、今回はどうでしょうか。 まずはスプーンで広く探ってみますが、やはりスプーンへの反応は今一つです。 早々にスプーンに見切りをつけ、クランクを投げます。 前回の傾向として、シルエット小さめより大きめが良かったので(活性が高かったので当然と言えば当然ですが)、ワウ40F(グロ~ン)を試すといきなり良いサイズがヒット。 が、2匹で後が続かず、色々試します。 ダイバライズ、ペピーノ(DR)と深めのレンジで1匹ずつ追加し、ボトム付近が良さそうなのでボトムプラグに切り替えます。 シャインライド(コアピンク)で 2匹追加しますが、続かず。 タップダンサーで更に1匹追加しますが、ボトムもそこまで反応が良いわけではなさそうです。 ここで前回爆釣したロブルアーのパンチを試します。 テンポ良く3匹追加しますが、前回ほどの爆発力はないようです。 ゴーレムでボトムを探ると… やはりこのルアー強いですね。 連発、という程ではないのですが、カラーチェンジをしつつコンスタントに釣れます。 ボトムが渋くなってきたらパンチを挟んだりしつつ、最終的には35キャッチでフィニッシュでした。 ゴーレムの強さが際立つ釣行となりましたが、ボトムの引き出しの数が物を言うテンパウンドさんでは必携のルアーとなりそうです。この日反応が良かったカラーは宇治金時、マホガニー、ブラウングリーンパールでした。 ゴーレムの使い方としては普通のリフトアンドフォールが最も反応が良かったです。リフト幅は小さめ、着底後一瞬ボトムステイさせてからリフトという感じです。 メタルバイブはリフト幅やテンポなど動かし方に無限のバリエーションがあり、それによって如実に魚の反応も変わってくるので非常にやり込みがいのあるルアーですね。

釣行記録 2024年11月 テンパウンド①

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  時間:9:00~16:00 キャッチ:101 バラし:10 バラし率:9.9% 11月に入り、秋も深まるテンパウンドさんです。 この日は時折小雨がパラつくも、風はなく気温もこの時期にしては高めの釣り日和でした。 前回の傾向を踏まえ、初手からボトムを攻めます。 ゴーレム(ブラウングリーンパール)で 開始早々にファーストフィッシュをキャッチ。 その後もテンポよくゴーレムで5匹追加します。この日は魚の活性が高く、早めのリフトアンドフォールやトゥイッチを入れるズル引きなどが好反応でした。逆に遅めの動きには反応がいま一つでした。 ボトムでも十分釣れるのですが、中層より上にも明らかに活性の高い魚がいて、しかも魚影が濃いため、試しにスプーンをいくつか試してみましたがいずれも不発。 どうも今日はスプーンじゃないようです。 再度ゴーレム(ブラウングリーンパール)に戻します。 なかなか良いサイズ。 こちらも… 流石にこのサイズになると引きが強く、やり取りには気を遣います。 ボトムが落ち着いてきたので、プラグを投げてみます。 イーグルプレーヤー50slim/GJ(イワチャキン)で これがハマって 25匹追加します。 この日はハンドル半回転+短めのジャークを素早く行うメリハリのあるマジックジャークが有効でした。 個人的にはハマったときに最も楽しい釣り方の一つですね。ジャークからの浮上中に強いバイトでドラグが出る感覚は病みつきになります。 GJでも大物が食ってきます。 これ、恐らくですが放流入ってますね。魚影の濃さと活性の高さが半端じゃないです。 GJが落ち着いてきたので、前回絶好調だったエスクラSR-SS(何ペレ)を投入します。 釣れますが、前回ほどの勢いはないですね。 どうもこの日は巻きの釣りより縦の動きに反応が良いようです。 試しにエスクラをフォールさせてみると… 60cm以上ありあそうな大物がヒット。 いやあ楽しいですね。 エスクラでもう1匹追加して昼食休憩。午前中は42キャッチで折り返します。 スローシンキングのフォールだと手返しが悪いため、まずは手返し重視でバブルマジック(沈)グローイクラを試します。 釣れますね。そこそこ良いペースで11匹キャッチします。 フォールで中層、ボトムのリフトアンドフォール、デジ巻きなど。 ボトムの高活性狙いでダートランも投げてみましたが、...